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スイスのチーズ「ラクレット」とは

ラクレットはスイス原産のハード系のチーズで、木の実ような香りと、まろやかでコクのある味わいが特徴のチーズになります。
ラクレットとは、もともと、スイスやスイスの国境に近いフランスのサヴォア地方で食べられている伝統料理の名前で、この料理に使用をされるチーズのことをラクレットと呼ぶようになりました。
チーズを使用したスイス料理と言えば、チーズフォンデュが有名ですが、実は、家庭で食べることはほとんどなく、スイス人にとって一番身近なチーズ料理と言えば、ラクレットなのだそうです。

ラクレットの名前の由来は、フランス語で「削るもの」「引っ掻くもの」を意味する「ラクレ」という言葉からきていると言われています。
ラクレットは、その名前の通り、切り口を温めて、とろっと柔らかくなった部分をナイフで削り、じゃがいもなどの野菜にかけて食べるという、とてもシンプルな家庭料理です。
テレビアニメの「アルプスの少女ハイジ」で、おじいさんが串にさしたチーズを暖炉で温めている場面がありますが、それこそがラクレットなのです。

その後に出てくるトロトロに溶けたチーズをパンにかけるというシーンがあまりにも美味しそうだったので、今でも強く印象に残っています。
ラクレットの本来の食べ方は、ハイジのおじいさんのように、暖炉の火にかざして、溶けた部分を削って食べるという方法でおこなわれるのですが、現代では、暖炉のない家庭も多いですし、食べづらいということもあって、本場のスイスでも、ラクレット専用のラクレットオーブンやラクレットプレートを使用して食べることの方が多いそうです。
しかし、日本でラクレットを作りたいと思っても、専用のオーブンやプレートがある家庭なんてほとんどありませんよね?では、日本で作る場合には、どのようにしたら良いのでしょうか?

安心をして下さい。
専用のオーブンやプレートがなくても、ホットプレートやテフロン加工のフライパンさえあれば代用をすることができます。
ラクレットを薄くスライスして、ホットプレートやフライパンにのせて温め、トロトロに溶けた時点で、茹でたじゃがいもにかければ出来上がりです。

それも面倒に感じる場合は、茹でたじゃがいもにチーズをのせて、そのままオーブンで温めるだけでも大丈夫です。
とてもシンプルな料理ですが、トロトロに溶けたラクレットチーズとほっくほくのじゃがいもの組み合わせは絶品です。
ぜひ、ご家庭でも試してみて下さい。

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